歯・神経を失った方へ|大倉山にある歯科医院

新田歯科クリニック

  • 大倉山駅前 新田歯科クリニック
  • 0455317300
  • 大倉山4丁目 新田歯科クリニック
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歯・神経を失った方へ

治療の前に

当院では、できるだけ「自分の歯を残す」ための処置を最優先としています。しかし、進行が進んだ状態で来院された場合、やむを得ず神経を抜いたり抜歯せざるを得ないこともあります。周囲の歯や歯ぐきに悪影響を与えてしまう場合は適切な処置を行い、今後再発しないように徹底的にお口の中を綺麗にします。また、咬み合わせのバランスも虫歯や歯周病に影響しますので、ただ失った箇所を補うだけではなく、お口全体のバランスを考えながら治療を行います。保険・自費問わず、患者さまのご要望やご予算に応じた治療方法を提案させていただきます。

なぜ当院が「自分の歯」にこだわるかというと、それは「人工物には必ず期限がある」からです。例えば、どんなに丈夫な素材で正しい治療を行ったとしても、20~30年が限界です。例えば、70歳の方であれば、無理に歯を残すよりは人工物を入れた方が、より早くより正しい咬み合わせを手に入れることができます。使用素材に寄りますが、治療後も正しいメンテナンスをしていただければ、一生持たせることが可能です。

しかし、20歳の方でしたらどうでしょう。どれだけきちんとメンテナンスをしたとしても、人工物は30年が限界だと言われています。1番長持ちすると言われているインプラントでも同様です。つまり、50歳になるまでには再治療が必要になります。これは、当院の「再治療させない」という理念に反します。

ですので、当院ではできる限り歯を残すことを最優先とし、これ以上はどうしようもないという場合だけ抜歯・抜髄(神経を抜くこと)を選択しています。患者さまにお願いしたいのは、できるだけ早くご来院いただくことです。早く治療を開始すればその分、歯や神経を抜く可能性は低くなります。天然歯に勝るものはありません。自分の歯で一生を過ごしていただくためにも、お口に異常を感じたらすぐにご相談ください。

歯や神経を抜かないために

他院で「これは抜くしかありません」と言われたけど、抜きたくない……そんな方は、1度当院までお越しください。当院では、できるだけ「抜かない」という選択ができるよう、様々な治療法に取り組んでいます。症状によりますが、あなたの「抜きたくない」という想いに応えられるかもしれません。まずは、お早めにご相談ください。

歯や神経を抜かないためには、虫歯にかかった部位を細かく取り除くことが重要です。昔はすべて肉眼で見ていたため、細かく取り除くことができず、ある程度進行した虫歯に対しては、歯や神経を抜くという選択肢が第一とされてきました。しかし今は、サージテルやマイクロスコープという最新機器が登場し、肉眼では見えなかった部分まではっきりと確認できるようになりました。細かい部分まで見えるようになれば、虫歯にかかった部位を正確に取り除くことができ、さらに健康な部位を残すことができます。

当院では、患者さまに対して、必ずサージテルやマイクロスコープを使用して治療を行います。肉眼で治療を行うことはほぼありません。だからこそ、より精密な治療が可能となり、歯や神経を残せる可能性が高くなります。※マイクロスコープは自費診療となります。

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    サージテル(肉眼の約10倍まで拡大)

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    マイクロスコープ(肉眼の約20倍まで拡大)

歯を抜かないための「根管治療」

根管治療とは歯の根の治療のことで、虫歯に侵された神経を取り除いた後、神経が入っていた管(根管)を綺麗に消毒するという治療法です。少しでも細菌が残っていると虫歯は再発するので、二度と細菌が入り込まないように徹底的に消毒する必要があります。

根管の形態は複雑で、かつ大きさは直径約0.01mmととても細く、人によって本数も違うため、肉眼で根管治療を完璧に行うことはまず不可能です。当院では必ずサージテルやマイクロスコープを使用し、精度の高い治療を行っています。

根管治療を行うと、歯の土台を残すことができます。歯を抜いて土台ごと補綴物(義歯・ブリッジ・インプラント)で補うよりも、土台だけ残して上側を人工物で補う方が、歯の寿命は圧倒的に長持ちします。

歯を失った方への治療法

ブリッジ

隣接する歯を削り土台として、橋をかける要領で失った歯を補う方法です。欠損数が少ない場合のみ適応可能です。

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メリット
  • 違和感が少ない
  • 天然歯に近い噛み心地
  • 素材により保険・自費のどちらか選べる
デメリット
  • 隣接する健康な歯を削る必要がある
  • 欠損数が多い場合は適応できない

入れ歯

部分的な場合はクラスプというバネで支えたり、隣接する歯に金具をひっかけることによって固定させます。歯がすべてない場合は、顎全体に固定する総入れ歯で対応可能です。

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メリット
  • 取り外し式のため手入れが簡単
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 大きな欠損や全歯がない場合でも対応できる
  • 素材により保険・自費のどちらか選べる
デメリット
  • 噛む力が天然歯に比べると弱くなる
  • 手入れをしっかりしないと口の中が不衛生になりやすい

インプラント

欠損した部分の歯ぐきにインプラントと言われる金属を埋め込み、歯を固定させる方法です。

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メリット
  • 違和感が少ない
  • 天然歯と同様に噛むことができる
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 大きな欠損や全歯がない場合でも対応できる
デメリット
  • 保険が適用にならないため、高額になる
  • 外科処置が必要になる

神経を失った方への治療法

クラウン(被せ物)

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歯の神経を抜かなければならない場合というのは、虫歯によって歯の上部がほぼ溶けてしまっている状態です。歯の土台部分は残っていますが、上部を補うためにクラウンと呼ばれる被せ物を被せます。治療法は同じですが、使用素材によって保険か自費かが分かれており、予算やご要望に応じてお決めいただけます。当院では、保険か自費かによって治療方法や治療に使用する機器に差をつけることは一切しておりません。

ファイバーコア(土台)

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クラウンを被せる際、それを支えるための土台をコアと言います。神経を抜いた歯だけでは支えきれないため、コアを入れてしっかりと噛めるように補強します。当院では、「グラスファイバーコア」を使用します。

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