東京大学 佐々木敏教授の最終講義を聴講
コラム
東京大学 佐々木敏教授の最終講義を当医院の栄養部で聴講しました。(東京大学安田講堂にて)
佐々木教授は日本人が健康維持、増進のために摂取すべき栄養素とその基準量を示した『日本人の食事摂取基準』の策定において中心的な役割を果たし、今まで無かった【栄養疫学】と言う学問を作り、栄養施策の発展に大きく寄与されました。
佐々木教授の栄養データは、当医院での患者様への食事指導や院内セミナーでの勉強にも欠かせない栄養疫学データ基となっています。
疫学研究の目的は
【それは人に起こるのか】そして
【現実的に意味があることなのか】
この2つに答えることに集約される
栄養疫学は
【すべての人の健康を静かに支える学問である】
と佐々木教授がおっしゃっておりました。
まさに、当医院の理念である
【生涯の健康をご自身で守るために、口腔と全身の健康を考える】
ことを疫学研究から学び、患者様の口腔と全身の健康に寄与できるよう、これからも努力してまいります。