ご近所ドクターに掲載されています。
コラム
大倉山駅前で地域密着の診療を続けて10年。新たに開設した同院では予防体制をさらに強化。親身に患者さんの幸せに向き合う新田先生に話を聞いた。
当院は大倉山駅前新田歯科クリニックの分院として今年(平成28年)2月に開設しました。定期メンテナンスの患者さんが増え、本院だけでは対応しきれなくなってきたことが、ここを開設した大きな理由です。
新たなクリニックは広々とした空間となっており、1階は治療を行うフロアとしてマイクロスコープや専用空気清浄機、滅菌水精製器を備えた手術室、CTなどを設置。2階はメンテナンスに特化した予防専門フロアとしました。エレベーターで移動可能、さらに授乳・オムツ交換もでき車イスで入れるトイレも備え、全体的にバリアフリーな構造になっています。
診療内容は歯科医療全般。医療と連携したがん治療のフォローなども行います。目指しているのは、しっかりと噛める歯を一生涯維持できるような歯科医療。そして、そのために重要なのが精密な治療と徹底した予防。当院ではドクターも衛生士も全員が患部を拡大して確認できるマイクロルーペを使った治療・予防ケアに対応。悪い部分のみを正確に除去できるため、歯の健康寿命を延ばせます。
一方、予防に関しては唾液検査を実施して、まずは虫歯や歯周病の原因となる細菌の状態と唾液の量・質をチェック。さらに食生活なども考慮して、一人ひとりに応じた食事指導や予防プランを実践していきます。
しっかりと予防していれば、治療の繰り返しによる歯への負担も減らせます。歯科医院を「治療する場所」ではなく「メンテナンスに通う場所」として認識してもらえると幸いです。
理事長 厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
新田 成人
●先生からのメッセージ
「インプラント治療は本当に必要なのですか?」という質問をいただくことがあります。インプラントは人によって有効性・必要性が異なり、将来の歯科治療の選択の幅を狭めてしまう可能性もある治療法です。当院でもインプラントを行っていますが、希望される方にはメリットだけでなく、そのようなデメリットもご説明しています。セカンドオピニオンも受け付けておりますので、インプラントをお考えの方は慎重に判断していただきたいと思います。