共食!ちらし寿司|大倉山にある歯科医院

新田歯科クリニック

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TOPICS

共食!ちらし寿司

コラム 

新田歯科クリニック 歯科栄養士の岩橋です。
~生涯の健康をご自身で守るために~
新田歯科クリニックでは、季節の行事を通してみんなで食べることの大切さ、噛むことの大切さをお伝えしています。これは、農林水産省が第4次食育推進基本計画の中で重点項目の一つに上げている『共食』の回数を増やす事への実践的な取り組みとも言えると思います。
今回の取り組みについて、RD篠原が栄養部からスタッフの知識向上、理解をさらに深めるための文面を作成してくれました。
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今回ひな祭りのちらし寿司作った目的は日本の伝統的な行事食を知り、季節を感じる大切さを患者様にもお伝えできるよう医院全体で共有することです。
前回もお知らせしたように縁起ものの食材として「一物全体食」のちりめん・豆類の絹さや・レンコンを使用しました。ひな祭りのちらし寿司は桜でんぶのイメージですが自然のものでは鮮やかなピンクを出すのが難しいため、今回は手作りの紅しょうがを作りました。赤梅酢を使って赤しその色味が入りきれいな桜色になりました。
うま味成分の豊富な干し椎茸や油揚げなどの食材をかつおだしで煮ており、酢飯にも煮汁のうま味が行き渡るようにしています。
お米は栄養価の高い5分つき米を使用していますがパサつきもあるため、ミネラル分がありモチっとした食感のきびもちを合わせて炊いています。また高野豆腐を大きめに切っているためお肉のような食感があります。お米の種類や具材切り方で、よく噛むことを意識できるように工夫ができます。
また今回も余す所なくだし汁で小松菜のお浸し、しょうがの煮汁でくず湯、昆布だしの昆布で佃煮を作りました。生姜に含まれる「ショウガオール」という成分は血行を促進し、代謝をアップさせる効果があります。また加熱することでショウガオールの成分が増えるため、寒暖差のあるこの季節にもぴったりです。
今回はちらし寿司と小松菜のお浸し、いちご、くず湯、先生からいただいた桜餅でとても華やかなご飯になりました。またお皿も新調した木のプレートでより温かみが増しました。見た目の華やかさも食事を五感で感じる大切な要素になることがわかります。
今回学んだ季節や食の大切さを患者様にも医院全体で伝えていきたいと思います。
~口腔から暮らしをみつめよう~

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