歯科医院と管理栄養士の関わり
コラム
新田歯科クリニック 歯科管理栄養士の岩橋です。
4月の院内セミナーでは、歯科医院と管理栄養士の関わりについての考えを発表しました。
発表行った新人の管理栄養士は『歯科医院で管理栄養士は何をしているの?』と知人や管理栄養士仲間に聞かれた時に、明確に答えられないことがあり、今一度考えをまとめてみたいとのことでした。
メタボリックドミノの上流に歯科あるからこそ、気づきを増やし健康感を上げていきたい。
小児では、食習慣や口腔習癖、生活習慣の形成に寄与し、大人であれば歯の不具合により歯の大切さを意識した治療後の介入が最も行動変容が起きやすと考えています。
当医院では、
①食事アンケートから食事回数やシュガーコントロールについての正しい知識
②唾液を出すことの利点
③食材の食べ方提案、咀嚼、嚥下の正しい理解が子供達の口腔の成長に寄与していく。そのために必要となる口腔機能の向上
そして私たち管理栄養士として必要なことは、歯科の知識向上のための学びと、歯科医師、歯科衛生士が連携をしたくなる信頼感が得られる人格育成だと考えます。
口腔内を触ることができる歯科医師・歯科衛生士と、暮らしに関わる『食べること』を管理栄養士がつなげることで、
当医院のVision (理想とする姿の追求)である、
『生涯の健康を 自分自身で衛り、持続、増進すること』
に向かって、役割を担っていきたいとと考えます。